竹村 紫苑
水産研究・教育機構 中央水産研究所経営経済研究センター 研究員
地域経済にとって重要な観光資源であるマングローブ林の永続的な利活用のあり方や仕組みに関心を持って、沖縄本島の億首川（金武町）においてマングローブの生育決定条件や人為的な開発がそれらに及ぼす影響を明らかにする研究に取り組んできました。これまでの研究成果をもとに、億首川においてエコツアーを行っている地元のエコツアー会社のインストラクター達と情報共有や意見交換を行い、現在はインストラクターによるマングローブ林のモニタリング調査を進めています。 今後は、永続的なマングローブ林の利活用に向けて、域住民、河川管理者、そして沖縄在住の研究者の恊働による管理のあり方についての研究に取り組もうと思っています